デイサービスへのUターン転職

就職や転職をする際、介護士の間で人気となっているデイサービス。特に大きいのが夜勤がないことで、介護士や看護師としての仕事で生活リズムが崩れていた人にとって、生活リズムを正常化する良い機会となる。一方で、Uターン転職の場合ネックになりやすいのが運転免許証の有無だ。地方の介護職では人材不足から送迎も担当することが多く、運転免許証がデイサービスなど送迎の必要性のある介護施設において必要不可欠な条件となることも少なくない。地方では自動車を持たないと生活で不便を強いられやすいが、介護職として見ても運転免許証は大きな価値を持つのである。

また、デイサービスは有資格者が順当にキャリアアップをしやすい職場でもある。施設管理者までキャリアアップするのは経験も必要であるため容易ではないものの、ケアマネージャーなどの資格を持っていれば比較的給与を高めながらUターン転職も可能になる。介護よりも生活相談員として働きたいと考えているのなら、Uターン転職を機に資格取得を目指すことも検討すると好結果につながりやすい。そして何より、デイサービスはやりがいを感じやすい職場でもある。デイサービスを利用する高齢者の中には、足が悪くなることでしばらく出歩いていない高齢者も多く、そうした高齢者にコミュニケーションの場を与えることで行動範囲を広げ活力を取り戻してもらうことがデイサービスの目的であり、同時にやりがいにもつながるのだ。